以前zen placeの体験レッスンで『コアコントロールヨガ』というレッスンを体験させていただきました。
始めに身体の仕組みについて詳しく説明をしていただきレッスンに入るのですが、体験レッスンを受けただけで身体の歪みが治ってしまい、とても驚きました。
↓お時間があればぜひこちらもご覧ください^^
zen placeさんのことを調べてみたところ、どうやらzen placeの正社員インストラクターは、yogaworks(ヨガワークス)という養成校で学んでいるらしいのです。
ですので今回は、zen placeの質の高いレッスンができるようになるまで、どのように学ばれているのか興味があったので、yogaworks(ヨガワークス)のティーチャートレーニング説明会に参加してきました^^
Yogaworks(ヨガワークス)ティーチャートレーニング説明会・ワークショップの流れ
受付
受付を済ませたら、ヨガウェアに着替えます。
その後、あらかじめ敷かれているヨガマットの席へ。
なんと、お洒落なトートバッグまで頂いてしまいました♪
参加していた人数は15名ほどで、男性も2名いらっしゃいました。
今回は、yogaworksの指導方法を深く学べる有料のワークショップだったので、すでにyogaworksに申し込んでいる人も参加されていました。
説明会・ワークショップ開始!
笑顔が素敵な加藤さん♪
今回説明してくださったのはインストラクターの加藤紅彩(かとう・こうさい)さん。
日本人初のyogaworksティーチャートレーナー(インストラクターを指導する人)として認められた方だそうです。
yogaworks(ヨガワークス)はアメリカのカリフォルニアのヨガスタジオなので、日本のyogaworks養成校であっても、海外のyogaworksのティーチャートレーナーが日本でも指導していました。
しかし、海外のyogaworksティーチャートレーナーと同レベルの指導力と認められたのが、この加藤さんなんです♪
加藤さんはご自身でもStudio Zoneというヨガスタジオを運営されており、プライベートレッスンをする他、様々な場所でワークショップを行ったり、新人インストラクターの教育に力を入れて活動されています。
yogaworksについての説明30分
まずは、yogaworks(ヨガワークス)のことやヨガの考え方について、加藤さんから30分の説明があります。
ここで説明されたことはヨガの目的です。
- ヨガは瞑想である
- ヨガをすると思考を止めることができるようになる→本質を見れるようになる
- 健康な身体があって、初めて内側に意識を向けることができる
ヨガは、自分軸で考えられる心を作ることが目的です。
日本人は特に同調圧力が強いので周りの目が気になったり、周りと違う考え方だと孤立してしまうので、無理に自分を押し殺してしまいストレスになってしまいます。
しかしヨガをすると「人のためではなく、自分がどうしたいのか」を最優先に考えることができるため、ストレスなく生きることができます。
ただ、安定した心を作りたくても身体が疲れていたり痛みがあると、そっちの方に意識が向いてしまい、考え方が正常ではなくなります。
そのため、ヨガに健康な身体は必要不可欠なのだそうです。
その健康な身体を作るために、まずはヨガのポーズで身体を鍛えてゆくことから始めます。
実はこのような理由で、ヨガのポーズは身体全体の不具合をなくしているのと同時に、難しい動作をすることで必要な集中力を養うことが出来るんです。
確かに、ヨガのポーズは健康な身体で集中しないとできないものがたくさんありますよね。
ヨガというとポーズが先にきてしまう理由は、この瞑想の前のポーズのイメージだけが先行してしまっているからなんですね。
yogaworksでのトレーニングの基礎となる3つを90分レッスンします
説明が終わったら、今度は実践です。
このワークショップではyogaworks(ヨガワークス)の練習の原則のうちの、特に大切な3つをレッスンします。
- 呼吸
- 土台
- ルート&リバウンド
yogaworks練習の原則・呼吸
まず、呼吸はヨガにとって最も大切なことです。
怒ったりイライラしたりすると呼吸が早くなったり浅くなったりしますよね。
寝ているときはリラックスしているので深い穏やかな呼吸になります。
でも逆に、マスクで呼吸が苦しいとなんとなく不安でイライラしたり、大きく深呼吸をすると気持ちが落ち着いた経験があると思います。
ここで気づいたと思いますが、イライラしているから呼吸が浅くなるのではなく、呼吸が浅いからイライラしたり不安になるのです。
そして、猫背で呼吸がしづらいと憂鬱な気分になり、胸を張って呼吸がしやすくなると気分が高揚します。
呼吸は精神状態をコントロールします。
ヨガには腹式・胸式呼吸の他に、片鼻呼吸やお腹に圧力をかけたりする呼吸等いろんな呼吸法がありますが、呼吸法をマスターすれば自分の集中力を高めることができるし穏やかにすることもできる、ヨガにとって一番大切な原則です。
yogaworks練習の原則・土台
次に土台ですが、自分がポーズをとるときも生徒さんがポーズを取っているときにも、1番気にしなければいけないことは土台です。
土台が安定していないと、全てのポーズはうまく取れません。
逆に、綺麗なポーズが取れているように見えても、土台がおかしくなっていたらそれは正しいポーズではありません。
その場合、どこかで歪みが生じ身体を痛めてしまいます。
ですので、足裏に均等に体重がかかっているか、姿勢が歪んでいないかなどをよく観察して、怪我のないように配慮することが大切です。
yogaworks練習の原則・ルート&リバウンド
ルート(根っこ)&リバウンド(反動)ということですが、ヨガの三角のポーズを例にあげてみます。
出典:yoga journal
三角のポーズで、足裏で床を押していくにつれて、上にあげた手がどんどん上に伸びていくという体験をされたことがあると思います。
このように、床を押した力&反対側に働く力のことを、ルート(根っこ)&リバウンド(反動)と言います。
この実践レッスンでは、呼吸を意識しながら土台を安定させて、ルート&リバウンドを念頭に置いてポーズを取ることが、yogaworks(ヨガワークス)での練習の基礎ということを学びました。
みんなでダウンドッグ!
ダウンドッグもルート&リバウンドでお尻がぐんぐん上がります♪
実際にみんなでポーズを取り、その効果を体感出来たのは貴重なレッスンでした^^
yogaworks説明会・ワークショップの感想
今回のyogaworks(ヨガワークス)の説明会&ワークショップは、始終気づきがあり、自分がもしインストラクターになったとしたら……と考えさせられる時間でした。
そんな中、1番実感したことは
もっと基礎体力を上げていこう
ということでした。
私のもともとの身体能力が高くないのもあると思いますが、ヨガを続けている方は年齢とか関係なしに基礎体力があります。
yogaworksの海外講師の中にはお年を召した方もたくさんいることにびっくりしました。
ですので、まずは持久力や各部位の筋肉量などを考えてヨガをしていきたいと思いました。
あるポーズは楽にできるのに、あるポーズはつらいということのないように、バランスよく筋肉をつけていきたいです。
その後、自分の身体に100%自信が持てるようになったらヨガの資格を取ろうと思います!
そして、年を取ってもヨガで健康な体と精神を作っていくことが目標♪
そんなことに気づけたのは、今回思い切って説明会に参加したからです。
yogaworksは東京と大阪で説明会&レッスンがあるので、行ける範囲であればぜひ1度参加してみてくださいね^^
次に、他のヨガインストラクター養成校と違うところをまとめてみました^^
yogaworksの特徴
単位制ではない
広いスタジオでインストラクターのトレーニングを受けます。
大体のヨガインストラクター養成校は単位制なので、教科(単位)ごとに先生が入れ替わり、複数の先生に習うことになります。
ですが、yogaworks(ヨガワークス)では一人の先生が全ての教科を教えます。
こうすることで、ヨガという大きなサブジェクトを一貫してブレることなく伝えることが出来ます。
あの先生はこう言っていたのに、この先生では言っていることが違う、ということがなくなるので学びやすくなりますよね。
さらに、一人一人の能力を先生が把握し、その人に合った授業の進め方を提案することができるので安心ですし、一緒に学ぶ仲間が変わることがないのですぐに仲良くなれます♪
基本から深いところはもちろん、ヨガを幅広く学べる
yogaworks(ヨガワークス)では専用テキストが5冊もあり、充実した内容を学ぶことができます(かなり分厚いです)。
アーサナ・解剖学・指導ツール・専門分野・ホームワークのマニュアルがあり、さらにヨガ哲学・呼吸法・瞑想・アーユルヴェーダ・マントラ(祈りの言葉)・チャンティング(発声法)といったヨガの理解を深めるための授業もたくさんあるので、心と身体が一体化した本格的なヨガを学ぶことができます。
シークエンス作りを学べる
シークエンスとはヨガのポーズの流れのことで、適切なポーズの流れがわかるようになると自分でレッスンのクラスを考えることが出来ます。
ヨガの60分だと大体このような構成になります。
- 前説
- 呼吸法
- ほぐし123
- 座位12
- 四つ足3
- 立位45
- リラックスパート
- シャバーサナ
- 覚醒
- 後説
ホットヨガスタジオのLAVAさんやロイブさんのように、決まったレッスン内容を教えるヨガスタジオもありますが、ほとんどのヨガスタジオは自分でレッスンを考えなくてはいけません。
レッスンの目標は立位の一番強度が高いポーズが無理なく取れるようになることです。
そのためそれまでの動きで適切なアーサナを行う必要があるので、もし三角のポーズを無理なく取れるようにシークエンスを組むのだとしたら、股関節のほぐしだったり下半身強化系や側屈が取れるアーサナを入れたりします。
そして、まんべんなく全体の筋肉を使えるようにシークエンスを組むのが理想です。
でも優しすぎても辛すぎても満足度が低くなるので、レッスン内容を考えるのは自分だけではすごく難しい!
yogaworks(ヨガワークス)以上にシークエンスを学べる養成校は少ないそうで、yogaworksでは安全で理論的なシークエンスを学べ、基本的なものから独自性のあるものまで組み立てられるようになります。
個人的にyogaworksのここが良いなと思うところ
- 世界で活躍できるヨガインストラクターになれる
- 最短1ヶ月でRYT200が取得できる
- レッスンの組み立て方を学べる
- 料金はそんなに高くもない(早割でもっと安くなります)
- もっと深く学びたくなったらRYT500も取得できる
- 先生のレベルが高いので安心
- 先生も含め、最初から最後まで同じメンバーで学べる
- 1クラスは平均15人くらいと、多すぎず少なすぎずちょうど良い
- 学べる内容が深い
- 卒業後はzen placeのオーディションへ斡旋してくれる
- 卒業してからもワークショップなどで学んでいける(割引あり)
- 海外にいる先生が日本に来て教えてくれる時もある
yogaworks(ヨガワークス)はレベルの高い本格ヨガが学べるので、ヨガを仕事にしたい方におすすめできる養成校です。
一方「いつか役に立つかもしれないから、未経験だけどちょっとヨガの資格でもとってみようかな」という人にはあまり向いていないかなと思います。
「レベルが高すぎてついていけないかも?」と思いましたが、今までにyogaworks養成校を途中で辞めてしまった人は一人しかおらず、その方はお仕事で出張が多くて通いきれなくなってしまったためなので、ついていけなくなったという理由ではないみたいです。
ちなみにヨガの全てのポーズができなくても、自分が教えたいレッスンに必要なポーズができていれば卒業できるとのこと。
私は、ヨガインストラクターなら難しいチャレンジポーズは全てできていないとなれないと思っていたので、目からウロコでした♪
アグレッシブなヨガを教えたいのなら難しいポーズはできなければいけないけど、普通のヨガなら基本的なポーズができていれば大丈夫なようです。
↓できませんこんなの。。。
yogaworks(ヨガワークス)の生徒さんにはヨガを1年以上している経験者を推奨していますが、1年未満の方でも前もって相談すれば大丈夫ですし、とにかくヨガを学びたいという気持ちを1番大切にしているとのことです^^
他の養成校でRYT200を取得してyogaworksでRYT300を学ぶインストラクターもいるので、始めからyogaworksで学んでおいたら時間も費用も無駄になりませんし、間違いないですよね♪
RYT500を取得できるところは、日本では少ないんです。
コースは夜のみや週末のみのクラスもあり、仕事をしていても通いやすいのが嬉しいなと思いました。
そのコースにもよりますが、日本人の先生以外に海外の先生もいるところも嬉しいです(日本に来日して教えに来てくださります)。
特別レッスンにも海外から先生が教えに来てくれます。
言葉は通訳する人が日本語に訳してくれますので安心ですよ。
ですので本場の本格ヨガを学びたい人は、yogaworks(ヨガワークス)がおすすめだと思いました♪
まずは無料説明会に気軽に参加してみてくださいね^^
yogaworks(ヨガワークス)とは?
ここで少し、アメリカのyogaworks(ヨガワークス)についてご説明します(もう知ってるよという人は、次のyogaworks卒業生の口コミへ飛んでくださいね^^)。
Yogaworks(ヨガワークス)とは、全米ナンバーワン、1987年創業のカリフォルニア発祥の老舗ヨガスタジオです。
↓スタジオを創設した上級アシュタンガ指導者のMaty EzratyとChuck Millerさん、上級アイアンガー指導者のLisa Wolfordさん。
アシュタンガもアイアンガーもヨガの流派の名前です。
中でもアシュタンガヨガは運動量が多く難しいレッスンで、頭立ちのポーズや腕の力で身体を支えるアームバランスポーズが出てきます。
日本のヨガはインストラクター独自で、気持ちのいいストレッチポーズを取り入れたりしているので『フィットネス目的のヨガ』と言われることがあります。
しかしyogaworks(ヨガワークス)では、伝統的なヨガの精神論や身体の骨格などの解剖学に沿ったレッスンメソッドを基盤にレッスンを行いますので、身体と精神が一体化した本格的なヨガを学ぶことができます。
↓yogaworks(ヨガワークス)の卒業生。みなさん身体柔らかすぎる!
yogaworksでは、日本国内だけではなく世界基準のヨガインストラクターになるための養成校ですので、レベルの高いティーチャートレーナーからヨガを学ぶことができるのです。
yogaworks卒業後、インストラクターデビューされた方々♪
今日もヨガのお勉強🧘♀️
今日の朝のレッスンでした内容の復習で先生が書いてくれた図(o^^o)
ポーズの名前がまだ覚えられずカミカミです笑
社交ダンスの先生になる時もステップ名覚えるの凄く大変だったのを思い出したT_T
ドラえもんの暗記パン欲しいなぁ╰(*´︶`*)╯#ヨガ#yogaworks pic.twitter.com/HadpOeNSvS— 松原優 (@YuyuMatsubara) 2019年3月23日
Took 2 of my favorite teacher’s classes tonight. Lucky me ❤️ 今晩は大大大好きな先生のクラスへ。スージーの声はチャンティングみたいで、その声に導かれた90分。ミシェルのクラスはビギナークラスでポージングの基礎をじっくり教えるクラス。どちらも勉強になる。#yogaworks #costamesa
— Miki (@Punabay) 2018年1月18日
卒業してインストラクターデビューされた後でも、更に上を目指してヨガを学び続けているようです♪
yogaworksの卒業生はzenplaceのレッスンが割引になるので、好きなインストラクターのレッスンを気軽に受けにいける点も嬉しいですよね^^
yogaworks説明会&ワークショップ・まとめ
説明会に参加する前にyogaworks(ヨガワークス)の公式サイトも見ていたのですが、公式サイトだけではわからないことが知れたので、また一つ、ヨガインストラクター養成校の候補が増えました^^
私は身体能力が低いのでyogaworksに通うには敷居が高そうな感じがしたのですが、学びたいという気持ちがあれば、そんなの関係ないことも教えていただきました。
説明会では質問をたくさんしてしまったのですが、些細な質問にも丁寧に返してくださったのも嬉しかったです♪
海外からはるばる先生が来て教えてくれる養成校なんて他にありませんし、日本にいながら世界レベルのヨガを身に付けられる養成校だとわかりました^^
ぜひ、ヨガを仕事にしたいと考えているならyogaworks(ヨガワークス)も検討してみてくださいね。
もちろん、無料の説明会も常時行っていますので、気軽に説明だけ聞きたい方は無料の説明会で十分だと思います。
その後、興味があればワークショップやzen placeでの体験レッスンを有料で申し込むのがおすすめです。